とうきょうとりつおおしまかいようこくさいこうとうがっこうぼらんてぃあぶ
(小・中・高校生の取組)
所在地 大島町差木地字下原
東京都立大島海洋国際高等学校ボランティア部は、大島全島の家庭、商店、民宿等から回収したアルミ缶の売却代金で車いすを購入し、島内の福祉施設等に寄贈しています。
アルミ缶の回収先の老人ホームで車いすが不足していることを知って、車いす寄贈を始めました。平成5年度から平成23年11月までの約19年間で55台を寄贈してきました。
また、平成13年度に、寄贈先の車いす使用者の声をきっかけに、『大島車イス専用トイレマップ』を作製しました。障害者向けのペンション経営者のアドバイスを基に、部員が島内各地を歩いてくまなく調査したもので、来島する障害者や乳幼児連れの方に利用されています。最新版を発行するために現在調査中です。
車いす寄贈のように、小さな声を聞き逃さない活動を生徒が自主的に続けることが、大島における福祉に優しい島づくりに役立っています。
アルミ缶回収、運搬の様子。大型実習船「大島丸」でアルミ缶を運搬し、経費を削減しています。
大島町への寄贈の様子。車いす寄贈のたびに広報誌「おおしま」へ掲載し、活動を周知しています。
今年度は東日本大震災の被災地気仙沼市にも3台寄贈しました
『大島車イス専用トイレマップ』。外国人観光客のために英語版も作製しています。
推薦者 教育庁