みなみかんこうこうつうかぶしきがいしゃ
(普及・推進のための活動等)
所在地 日野市
南観光交通株式会社は、平成13年より日野市内の路線バスの入れない丘陵地帯に住む住民の交通手段として、「丘陵地ワゴンタクシー」の運行を行っています。
この運行事業は、日野市の福祉対策の提案として、同市に採用されて以来、12年間の実績を積み重ねており、現在は市内2ルートを1日各16便運行しています。利用者は大型車両を導入するほど増加しており、現在では丘陵地帯に住む方々の移動手段として必要不可欠な存在となっています。
また、昭和63年より福祉タクシー事業を開始し、その後福祉バス、災害情報を伝える防災レポート車、子供向けの輸送サービス等の事業を次々と展開しています。
今後も、急速に進む高齢化とますます高まる安全意識に対応するため、地域の福祉貢献型交通サービスを提供する事業者ならではの継続的な取組が期待されます。
丘陵地ワゴンタクシーの外観。利用者の増加に伴い、平成24年に大型化しました。
起伏のある道を走るため、ドライバーは道路状況に応じた安全運行を励行しています。
防災レポート車は、災害時に現場状況の第一報を市民に伝え、被害拡大を防ぐ重要な役目を担っています。
子供が犯罪に巻き込まれそうになった時には、「タクシー子供110番」のステッカーを貼り付けたタクシーに助けを求めることができます。
推薦者 日野市