えどがわくふくしぼらんてぃあだんたいきょうぎかい

江戸川区福祉ボランティア団体協議会

功績のポイント

江戸川区福祉ボランティア団体協議会は、平成１２年より江戸川区内の小・中学生を主な対象に、車いす・ガイドヘルプ（視覚障害体験）・手話・点字体験や障害者による講話等を行う「ボランティア出前講習」を実施しています。

この取組は、子供たちに自分たちでできる範囲のボランティアとは何かを知ってもらい、実践してもらうことで優しさと思いやりのある人に育って欲しいとの願いから開始され、区内の障害者団体の協力のもと実施されています。取組を開始した平成１２年からの１４年間の活動において講習に参加した小・中学生は約８万５，０００人に上り、現在、障害者団体のボランティアを含む１１４名のスタッフが担当しています。様々な体験を通じて多くの子供たちの思いやりの心を育むとともに、将来の福祉ボランティアの育成に寄与しています。

今後も、継続的に講習が実施され、多くの子供たちの障害に対する理解が深まるとともに、地域の障害者の方々の社会参加が促進されることが期待されます。