みなみせんじゅだいにちゅうがっこうれすきゅーぶ
(小・中・高校生等による取組)
所在地 荒川区
南千住第二中学校レスキュー部は、災害時に率先して地域に働きかけ、防災・減災活動に貢献できる中学生の育成を目的として、平成24年から活動を開始しました。
主な取組として、地域の高齢者宅を月1〜2回訪れ学校だよりや行事のお知らせを届ける「絆ネットワーク活動」や、近隣保育園と連携して行う「保育園児避難誘導訓練」を行っています。地元の高齢者や子供と日頃からコミュニケーションを図り、顔見知りになっておくことで、災害時に配慮が必要な方に対し円滑な支援が行えるという考えのもとに取り組んでいます。このほか、区の防災行事や地域の防災訓練に参加し、消防、水防、救命に関する訓練を重ねることで、防災に対する知識・技能を身に付け、防災意識を高めています。
この活動を通して生徒に自主的な奉仕活動が見られるようになり、地域の住民から高い評価を得ており、平成27年からは区内全公立中学校に「防災部」が創られるなど、他校へも活動が波及しています。
将来の地域活動の中核を担う中学生が、地域の高齢者や小さな子供に目を向け、防災に関する知識・技能を身に付けて高い防災意識をもつことは、災害時の地域の共助に大きく貢献するものと期待されます。
「絆ネットワーク活動」を通して、地域住民との交流を深めています。
「保育園児避難誘導訓練」では部員が園児の手を引いて避難所まで誘導します。
防災行事に積極的に参加し、防災に対する知識・技能を身に付けています。
推薦者 荒川区