とくていひえいりかつどうほうじんにほんばりあふりーきょうかい

特定非営利活動法人日本バリアフリー協会

功績のポイント

日本バリアフリー協会は、未来のあるべき姿として、「障がい者も一員として社会に貢献」することを掲げ、様々な事業を実施してきました。

障がい者の大規模な国際音楽コンクール「ゴールドコンサート」では、障がいをもつ音楽家が毎年グランプリを競い合い、令和2年度で17回目の開催となります。過去累計の応募者数は1,464組に上り、うち4組がメジャーデビューする等多数が活躍し、障がい者の社会参加を拡大してきました。特別支援学校や小中学校に対しては無料招待を行い、累計の観客やボランティア数は16,000名を超え、障がい者の能力、可能性の高さへの理解を促してきました。

障がい者が主催するエンタテインメント事業「GCグランドフェスティバル」には、複数の著名なアーティストが出演し、障がい者が企画運営も含めた業務の約半分を担っています。障がいの有無に関わらず同じ場で働き、遊ぶことにより、それが当たり前の社会になるよう参加者への啓発を行っています。これまでに5回開催し、累計参加者数は5,800名に上ります。

様々な分野で活躍する障がい者を都内の教育機関に派遣して講演や実演を行う「学校へ行こう」では、延べ25名の講師が毎年10数回の講演等を行い、青少年の学びの手伝いをしています。

今後も全国的、国際的に取組を実施し、障害への理解が促進されることが期待されます。