にんていとくていひえいりかつどうほうじんとらっそす

認定特定非営利活動法人トラッソス

功績のポイント

トラッソスは平成15年の創立以来、障害者と健常者が尊重し合い、共に成長できる社会を目指し、知的障害や発達障害がある子どもや成人を中心としたサッカーに関する事業、障害者理解の普及啓発活動等を行っています。

サッカースクール・クラブ事業では、誰もが楽しみながらチャレンジを積み重ね、達成感と自信を持ってもらうための取り組みを実施し、これまでに約2,000名の障害児・者が参加しています。

また、知的障害児・者が、日常的にスポーツに携わる機会は少なく、その需要もレクリエーション志向から、競技志向まで幅広いものがあることから、スポーツ環境を変えるために、平成20年から知的障害児・者によるサッカー全国大会を開催しています。このような全国大会の開催こそが健常者と障害者両者の交流・相互理解に係る最大の契機になると考えています。

上記の大会以外に、知的障害のある人とない人が混合チームをつくり、練習や試合を一緒に行うインクルーシブサッカー大会も開催し、ノーマライゼーションの推進等に寄与しています。

指導者派遣型のサッカー教室も実施しており、団体側から積極的に働きかけ、障害児のスポーツ実施への門戸を広げています。

これらのスポーツを通じた活動により、障害児･者の交流の場の創造、地域社会のノーマライゼーションへの貢献、障害者のいきがいづくりや社会参画への寄与が期待されます。